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来年の入試は変わります!
合格発表が終わったばかりですが,来年度の公立高校入試について教育委員会から発表がありました。
ご存知の方も多いとは思いますが,来年度から新制度による選抜方式となります。
その大きな変更点は…
特色化選抜(2月実施) と 一般選抜(3月実施) が 「第1次選抜」 に一本化 されます。
そして,全日制の全出願者は来年3月12日に 統一の学力検査 を受けることになります。
普通科においては,隣接学区の受験も可能になりました。
また,第1次選抜の合格者数が入学定員に満たない学科やコースに限り,3月25日に「第2次選抜」が実施されます。
その選抜方法は…
学力検査
国語,社会,数学,理科,英語の5教科
学力検査と調査書との評定割合
7:3~3:7の範囲で各高校が決定
部活動の実績や実技能力を重視して評価する学科やコースでは…
学力検査に加えて,面接・小論文・実技検査などの「独自検査」を実施
この選抜方式は,入学定員の30%が上限となっています。
ここからは,完全に私見です…
つまりのところ,今までの「特色化選抜と 一般選抜を 3月に同時実施する」ということです。
おそらく 第2次選抜が実施される学校は ほんの1部なので,第1次選抜一発勝負の入試になります。
今まで2度受験のチャンスがあったのに,一発勝負は厳しい。
そう思う受験生は多いと思います。
しかし,入試は今までも厳しかったのです。
特色化選抜の平均倍率は約2倍です。
学力検査で特色化選抜を突破できる人は,一般選抜だったら上位で合格できるレベルと考えられます。
そして,昨今の一般選抜の倍率も高い傾向にあります。
つまり,それ相応の実力を持っていないと合格できないということです。
入試がいつの時代も厳しいことに 変わりはありません。
だからといって,必要以上に不安になることはありません。
結局のところ,入試は内申と学力なのです。
特に「独自検査」による上限が50%から30%に減ったため,職業科の高校において 今までよりも学力が重視される傾向は否めません。
カナン学院では,4月から受験特訓も開講されます。
そして,定期テスト前には12時間特訓や無料補習もあります。
早い段階から入試を意識した対策で,万全の体制で入試に臨んでもらえるようにしたいと思います。
たまには,真面目なことも語る
@Shinoty