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頑張ってみる
言わずと知れた 日本一高い山 「富士山」
山岳信仰などの神道において,神が宿るとされる霊峰として畏怖畏敬(いふいけい)されてきた山です。
先日,友人宅でバーベキューをしていたときに「今年の夏,富士山に登ろう。」と 誘われました。
その場は,「いいねぇ。登ろう!」と 快諾したのですが,よく考えると これは大変なことだと気づきました。
日本一高い山,標高3776mは伊達じゃありません。
体力的に厳しいのは当然ですが,その他にもたくさんの苦難が待ち受けています。
通常 標高が100m上がるにつれて,約0.6℃気温が低下します。
と,言うことは…
気温30℃の真夏日も,山頂付近は約8℃になる計算です。
実際には風も吹いているので,体感気温はもっと下がるはずです。
聞けば,8月の夜明け前の平均気温は5℃… そして,寒いときには0℃に達することもあるそうです。
また,上空ほど空気は薄くなります。
血液中の酸素濃度が低下して,高山病の症状が現れることもあります。
しかし,その苦難を乗り越えた友人の感想を聞くと,その口々に「人生観が変わった。」と言います。
「お前も登ればわかる。」
「登っているときは苦しくて二度と来ないと思っていたが,登りきると来年も来ようと思った。」
「苦労する甲斐はある。」
そういわれると,なんだか 受験みたいだ…
苦労した先の喜びは,ひとしおなのでしょう。
よし!夏の登山に向けて,トレーニングを始めてみますか。
Canaan @Shinoty